ディフェンダーが車検を終えて戻ってきた。早いもので、このクルマが来てまもなく丸2年を迎えようとしている。
参考までに、今回の車検にかかった費用の概略を記しておく。ただ、ディフェンダーは個体によって状態の振幅が大きいようであり、また工場によってもそれぞれであろうから、あくまで参考である。
自賠責 24950円
重量税 32800円
印紙代など 1800円
計 59550円
当然ながら、このほか所定の24カ月点検代や検査代行料が必要である。
24カ月点検の結果、とくに大きな不具合はなし。リアナンバー灯を球切れのため交換したのと、車検対策としてワコーズ・フューエルワンを投入したくらい。
とはいえ、いくつか漏れのみられる箇所や、予防的交換を実施したほうがよいところもあった。工場と相談したうえで、つぎの3点の整備・修理をお願いした。
- エンジン・ロッカーカバーガスケット交換
- リアデフフランジ交換
- ブレーキホース交換
このほか、オイルとオイルフィルターの交換もしていただいた。
これら点検・整備・修理の費用が13万円弱。自賠責・税金とあわせて、なんとか予定(覚悟)していた金額に収まってくれた。
なお、ディフェンダーの、とくに300tdiエンジン搭載車においてそうらしいのだが、マフラーの端部の形状(向きや切り口の形)が個体によって微妙に異なっているらしい。組立工場でアセンブルされた製品といっても、均質ではなく、けっこう個体差があるのだ。うちのディフェンダーひるね号のばあいは、写真のようになっている。
いっぽう車検では、マフラーは車体の後方からはみ出してはならず、角度は30度以内に収まっていなければならないと規定されているそうだ。ディフェンダーは日本の車検制度の想像力がおよぶ範疇の外にあるらしい。
個人的にはマフラー端部のこの形状はディフェンダーのアイコンのひとつだとおもっている。手をつけたくない。工場に相談すると、さいわい適切な対処法があるとのことで、ぶじにクリアできた。