先月のことになるが、愛機カワサキW800で十和田・秋田・新潟・福島と、東北の日本海側を走ってきた(旅の記録はこちら)。ツーリングといってもいいのだけれど、いちおう用事があったのである。
このときは三日間で1800km以上走り、燃費は28-31km/l。Wの燃費が一般的にどうであるかは知らないのだが、まずまず優秀なほうではないかとおもう。
別日のこと、やはりW800で道志みち・山中湖・御坂みち・大菩薩みち・奥多摩周遊道路と走ってきた(旅の記録はこちら)。ふつうの日帰りツーリングだ。
このときは35km/lという驚異の燃費を記録した。原付二種のスクーターなみ、とまでいうと言いすぎかもしれないが、大型バイクの数字としては抜群によいといえるだろう。しかもハイオクではなく、レギュラーである。
満タン法なので厳密な計測ではないとはいえ、35km/lはそれなりに信頼できる数字だとおもう。じつは以前にも二度、ほぼ同じ燃費を記録したことがある。経験的には、ふだんからツーリングではだいたい28-32km/lは走ってくれる。
燃費は、整備状況や道路のようす、走り方によっても大きく変わってくるだろうから、一概にどうとはいえないだろう。だがいずれにせよ、燃費は悪いよりは良いほうが望ましいことは確かである。よい数字がでると、乗り方を誉められているようで、素直にうれしい。
個人的には、Wでさまざまな風景のなかをのんびり走るのは、なかなか得がたい経験だとおもっている。その気持ちが好燃費を支えているのかもしれない。