新しいiMac (Retina 5K, 27-inch, Late2015) を購入した。あんまり役にたつようなことはいえないが、感想などを書きとめておく。
購入先は教職員向けのアップルストア。一般ストアより少しだけ安く買えて、ありがたい。
実質的にもっとも安くアップル製品が買えるのはポイントがつく量販店なのだそうだが、それだとカスタマイズができない。ぼくのように、たとえばUSキーボードじゃないと嫌だというようなひとは、アップルストアのほかに選択肢はないということになる。
メモリを16GBにし、ストレージはFusionDrive3TB、MagicTrackpad2を選択した。この構成だと、どういうわけだか、3.2GHzプロセッサよりも3.3GHzのほうが安くなることに気がついた。そちらを選んだ。
二週間ほどかかるということだったが、実際には発注から一週間ちょっとで到着した。
これまでつかっていたiMacはThunderbolt搭載以前のMid2010(27インチ)である。Late2015と比べてみた。
まず筐体の厚みがぜんぜんちがう。Retina5kディスプレイとなった後者のほうがはるかに薄い。上の写真でいえば、奥がMid2010、手前がLate2015。一目瞭然だとおもう。
重量もずいぶん軽くなっている。カタログデータ上では、前者が13.8kg、後者が9.5kgで、4kg近く軽量化されている。その軽さはもちあげればはっきり体感できるくらいである。
FusionDriveのおかげで起動は早くなった。動作音も静かだ。ほとんど無音である。FusionDriveはSSDとHDDのハイブリッドということである。将来的には面倒なことになるかもしれないような気もしないでもないのだが、当面は恩恵のほうが大きいとおもうことにしておく。
Retina 5Kディスプレイはさすがにきれい。きれいすぎて、かえってすごさがよくわからないほどだ。
メモリ16GBにしたのは理由がある。自前で増設して32GBにしようと目論んでいたからだ。16GBで発注すると8GBメモリが二枚刺さった状態で届く。スロットは四つ。二つは空いたままだ。ここに別途購入した8GBメモリ二枚を刺せばいいというわけ。
以前にもiMacのメモリ増設はやったことがある。そのときはけっこう作業しにくく慎重を要した記憶があるのだけど、いまや蓋は簡単にはずせるし、スロットのブラケットを手前に引き出す構造になっているので、作業は格段にしやすい。
注意点はだいたい三つ。作業自体はあっというまに終わる。
- Late2015に対応したメモリを入手しておくこと(それ以前のiMac対応のものとは形式が異なっているらしい)。
- メモリを挿すときは切り欠き部分を向かって右側の下方を向くようにすること。
- 作業前にじぶんの身体に帯電した静電気を逃してあげること。
起動して、アップルメニュー>このMacについて>メモリをひらけば確認できる。さいわいちゃんと認識してくれていた。
なお増設用メモリの調達先は秋葉館である。アフィリエイトみたいなことはやらない主義なので、リンクは貼りませんが。