買出しのさいに甘夏の見切り品を見つけてジャムにした話を、前回書いた。
自粛生活その1——甘夏でジャムをつくる
外出自粛がつづく。買出しに出たさいに見切り品の柑橘を見つけた。ラベルには品種の記載がなかったけれど、おそらく甘夏とおもわれる。4つ入っていた。少々いたんでいる。これでジャムをつくってみた。甘夏4つ。うち2つにはやや傷みが見られ、1...
じつはそのとき、もうひとつ発見したものがあった。行者ニンニクだ。
ひじょうにうまいが、他人と一緒のときはたべられない。匂いが強烈だから。ソーシャル・ディスタンシングの風潮にうってつけの食材、なのかもしれない。
北海道では春の定番山菜(?)のひとつで、アイヌネギともよばれている。GWあたりに島牧へいったときには、少し林道へ入るとよく採れた。それが千葉で手に入るとは思いもしなかった。ちなみにこれは栽培物で、山形産だそうだ。
北海道を思い出して、醤油漬けにしてみた。つくり方は簡単。
- 行者ニンニクを洗って、水気を拭き取り、適当に刻む。
- 煮沸消毒した空き瓶に、刻んだ行者ニンニクを詰める。
- お醤油を注ぐ。
これで完成である。当初はお醤油の量を瓶の8割くらいとしたが、やや少なく感じられたので、二日後にひたひたになるまで注ぎ足した。
冷蔵庫で一週間ほどおくと、たべられる。ビールのおつまみにしてもよし、炒め物やチャーハンに混ぜてもよし。お醤油にも行者ニンニクの風味が移っているので、調味料としてつかうことができる。たのしみ。
北海道、そういえば、しばらく行っていないなあ。