iPhone5Sを買うときにソフトバンクからドコモへ乗り換えた。以来二年と一カ月。この春ようやく二年縛りがあけたので、さっそくMVNOのいわゆる格安SIMへ乗り換えることにした。
まずはドコモへ電話して、MNP予約番号を発行してもらう。ぼくのばあい3台(3回線)あるので、すぐには済まなかった。お願いしたあといったん電話を切り、15分後くらいにあらためて連絡が入った。いちおう「安いプランもあるのでご検討を」と残留を誘われたけど、きっぱりお断りする。先方も半ば形式的な感じだったようにおもう。なおわずかばかり溜まっていたdポイントやドコモポイント(いまだに区別がよくわからん)は熊本大地震義援金に寄付させていただきました。
予約番号をもって有楽町のビックカメラへゆく。ここで「BIC SIM」という名称で扱っているIIJが乗り換え先である。ぼくの香港版iPad mini(セルラー)は国内ではビッグローブの格安SIM(データ通信専用の最安プラン3GB900円+税)をつかっており、これまでとくに大きな問題はない。今回IIJにしたのは、老舗ということもあるけど、3回線まとめてファミリーシェアプランというのに申し込むためだ。
ファミリーシェアプランは毎月の上限は10GB(3回線合計で)。過去の実績からしてこの範囲でおおむね収まるはず。料金は、音声通話付きのSIM3枚分をまとめて税込月額だいたい5000円ちょっとで収まるみたいだ。ドコモの1台分料金が7000円弱だったから、1/3以下にまで下がる(はず)。助かります。その他ドコモとIIJにそれぞれ手数料みたいなものがいくらかずつ生じる。なおドコモは解約対象月のため違約金は発生せず。
カウンターで申し込み、SIMが発行されるまで、一時間半くらいかかった。
自宅に帰ってから、SIMを入れ替える。Wi-Fi環境下で作業するのが望ましいとのことだ。というのも、APNファイルをインストールする必要があるからなのだが、簡単である。Safariで指定のURLへアクセスし、APNファイルをインストールすれば、作業は終わりだ。
なお任意でapp storeから「みおぽん」(通信速度アップのクーポンをオン/オフできるアプリ)と「みおふぉん」(電話アプリ)をダウンロードすることもできる。ぼくはいちおう両方ともインストールしたけど、たぶんほとんどつかわないだろうとおもう。
ひとつだけ誤算があった。ビックカメラで買うとIIJにはWi2 300のWi-Fiアクセスがおまけで付いてくるのだけど、対象となるのは代表回線ひとつだけなのだそうだ。
使い心地については、《みの》いわく、ちょっと速度が遅くなったというのだが、はたしてどんなものだろう。