観たり読んだり

その他の観たり読んだり

身体をめぐる商品史 展――国立歴史民俗博物館企画展

「身体をめぐる商品史」展を見に行ってきた。場所は佐倉(千葉県)にある国立歴史民俗博物館(歴博)である。 明治以降の近代化のなかで工業化が進み消費文化が成立してくる過程で、いかに身体が再編成されてきたかを史料展示をとおして教えてくれる。...
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『七人の侍』4K版のすばらしさ

黒澤明監督の名作『七人の侍』4K版を観てきた。この作品はもう何度観たことだろう。今回はデジタル修復された4K上映ということで期待していたが、ぼくの予想を上回るすばらしさだった。やっぱりできれば大きなスクリーンで観たほうがいいとおもいます。 ...
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ドリームガールズ

東急シアターオーブでミュージカル『ドリームガールズ』を観た。来日公演はこれで何度目だろう。 今回のエフィ役モヤ・アンジェラがすばらしい。お客さんたちも大感激といったところであった。 エフィは2006年の映画版ではジェニフ...
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映画『帰ってきたヒトラー』――大衆迎合主義の「正しい」実践法 2/2

『帰ってきたヒトラー』の話のつづき。前回はこちら。 オリヴァー・マスッチ演じるヒトラーは、ヒトラーがたんなる「怪物」や「極悪人」なのではなく、またそのように理解してしまうことの危険性を説得的に示している。 かれがなぜ選挙で選ばれ...
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映画『帰ってきたヒトラー』——大衆迎合主義の「正しい」実践法 1/2

英国は国民投票の結果がEU離脱と出て、日本は参院選の真最中。このタイミングで観にゆくにはうってつけ、かもしれない作品である。 公式サイトはこちら。      * ドイツ第三帝国崩壊の迫る1945年4月のベルリンで自殺したは...
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映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』のススメ

前回まで『FAKE』をとりあげたのにつづき、これもドキュメンタリー。でも様子はだいぶちがう。 シンプルでストレートで明るい。良し悪しはともかく、マイケル・ムーアのこの明るさは他ではなかなか真似できないだろう。 なお内容には触れな...
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映画『FAKE』のラストショットについて 3/3

映画『FAKE』のラストショットについての話の第3回(最終回)です。 話の都合上ラストの部分に触れていますので、この先を読むかどうかは各自ご判断ください。 本文は「つづきを読む」をクリックすることで表示されるようタグを打ってあり...
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映画『FAKE』のラストショットについて 2/3

映画『FAKE』のラストショットについての話の続き。前回はこちら。 なお話の都合上ラストの部分に触れていますので、この先を読むかどうかは各自ご判断ください。 本文は「つづきを読む」をクリックすることで表示されるようタグを打ってあ...
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映画『FAKE』のラストショットについて 1/3

後味の悪い映画である。映画『FAKE』(森達也監督)。人が悪いといってもよい。否定的にいっているのではない。迷っているなら観たらよいということだから。 ラスト12分間は衝撃だ、口外無用というようなことがいわれているらしい。むろん、そう...
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海外移住資料館

先日「複製技術と美術家たち」展を見に横浜美術館へいった。そのあと、みなとみらい地区を歩いていて見つけたのがJICA(国際協力機構)横浜の「海外移住資料館」だ。こんな施設があったなんて知らなかった。 入館は無料。幕末期以降、日本...
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