映画を観る映画『キャピタリズム マネーは踊る』 マイケル・ムーア監督が資本主義の本丸に乗り込む! というような勇ましいコピーに「踊らされ」日比谷まで足を運んだ。観客の多くは中高年男性であった。だがぼくとしては、とりあえず大学生こそぜひ鑑賞したほうがいいようにおもう。かれらがこの先剥きだし... 2009.12.25映画を観る
ゼミ・授業デジタルストーリーテリング 冬至の昨夕、恒例のデジタルストーリーテリングの発表会をおこなった。例によって2年生の授業で、各自がじぶん自身にとって切実なものを主題に2分ていどの映像作品をつくる。 今年は全体に最後までよく粘って考えた作品が多く、なかなか質が高かった... 2009.12.23ゼミ・授業
映画を観る映画『カールじいさんの空飛ぶ家』 煎じ詰めれば、冒頭の約10分間がすべて、という作品である。 この短い時間で、主人公カールじいさんの75歳にいたる人生を一気に回顧する。むろん漠然とではなく、本作品の主題に即して。この間の台詞はきわめて限定的であり、原則としてアニメーシ... 2009.12.19映画を観る
空と雲と光東京の夕景 雲の見本市のような夕空だった。中央に東京スカイツリーの影がみえる。GRD III で撮影。Pモード、絞りf/4、シャッター速度1/400、露出補正-0.3、ISO64。 2009.12.14空と雲と光
メディア論の視座東京スカイツリーただいま231m いつも市川の丘の上からながめている東京スカイツリー。その工事現場を見てきた。先週の月曜日(12月7日)のことだ。 現場は、京成押上駅から地上に出てすぐ横、東武伊勢崎線と、名前を知らない小さな川にはさまれたところにある。川の対岸... 2009.12.13メディア論の視座わからない風景
映画を観る映画『こまどり姉妹がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!』 こまどり姉妹を追ったドキュメンタリー。古くから活躍する二人組の女性演歌歌手である、という以上の知識をほとんどもたないまま観た。 実の姉妹である二人の語る一代記がそのまま物語となる。1938年北海道生まれ。戦時中は樺太に渡っていたことも... 2009.12.06映画を観る
著作・寄稿のお知らせ『メディアリテラシー・ワークショップ』刊行 『メディアリテラシー・ワークショップ──情報社会を学ぶ・遊ぶ・表現する』が東京大学出版会より刊行されました(版元による紹介ページへ)。 ぼくも何篇か寄稿させていただいております。手前味噌でなんですが、メディアリテラシー関係のワ... 2009.12.05著作・寄稿のお知らせ
映画を観る映画『サディスティック・ミカ・バンド』 2007年の木村カエラ版ミカ・バンドのドキュメンタリー。すでに昨年DVDが発売されているが、大スクリーンで観るに越したことはない。シネカノン有楽町1丁目で、夜一回だけ上映中。加藤和彦追悼ということで、かれの音源を持参すれば割引になる。 ... 2009.12.03映画を観る
映画を観る映画『イングロリアス・バスターズ』 クエンティン・タランティーノ監督の新作。任侠+冒険活劇+戦争映画といった趣である。 主役はブラッド・ピットということになっているが、実際にはストーリーラインは三本が併走しており、ピットはそのうちの一本の中心人物という役まわり。残りの二... 2009.12.01映画を観る
映画を観る映画『マイケル・ジャクソン This is it』 急逝したマイケル・ジャクソンが準備していたコンサートのリハーサルを収めたドキュメンタリー。冒頭で、元来はマイケルの個人的な記録用として撮影された映像である旨の断りが入る。オーディションから本番直前まで、ほぼ全篇がリハーサルの現場の記録で構成... 2009.11.29映画を観る