著作・寄稿のお知らせ

新著『アトラクションの日常』刊行!

新しい著書が刊行される。『アトラクションの日常──踊る機械と身体』(河出書房新社)である。 わたしたちの日常生活の各所には、いまや無数の〈アトラクション〉が繁茂している。〈アトラクション〉とは、機械と身体がふるまいを媒介にして...
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映画『マン・オン・ワイヤー』

かれが歩こうと決めたのは、地上411m。マンハッタンにそびえる二本のスカイスクレイパーのあいだにワイヤーを張る。その上で綱渡りしようというのだ。ひとりのフランス人綱渡り師に取り憑いたこんな「妄想」が実現されるまでの過程を、本作品はテンポよく...
2009ポルトガル

アムステルダムにて

アムステルダムのスキポール空港で乗り継ぎ待ち。4時間なら、まあ文句はいえまい。往路は7時間遅れのため、無理をいって他社便に振り替えてもらい、そのため成田で朝から最終便まで過ごした。一日成田に在住していたわけだ。 時間があるので、KPN...
わからない風景

馬車おばちゃんたち

オビドスの街では観光用の馬車が走っている。本物のお馬さん二頭が牽く、けっこう立派なものだが、だからといって、ぼくたちが乗るわけはない。馬車は何台もあるらしく、街をふらふらしていると、シャンシャンシャンという鈴の音が遠くから徐々に近づ...
2009ポルトガル

国際デジタルストーリーテリング会議

いまリスボンにいる。乾期のはずなのだが、外は季節はずれの雨が降っている。リスボンへ戻ってきたのは昨日だ。それまでは、オビドスという街に滞在し、国際デジタルストーリーテリング会議という集まりに、友人と参加していた。西欧圏以外からの参加...
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映画『真夏のオリオン』

冒頭のシークエンスから、やってくれるではないか。脚本も役者も演出も構図も、何もかもが絶望的である。これを観て頭をかかえずに済むのなら、かなりの強者だといわねばなるまい。 それにもかかわらず、二度観た。たぶん何をいってもよい資格があるは...
著作・寄稿のお知らせ

近日到来アトラクション

『アトラクションの日常──踊る機械と身体』。 かねてより準備してきたぼくの新著である。すべての編集作業が完了し、まもなく河出書房新社から刊行される運びとなった。 こちらから版元の新刊案内のページに飛ぶことができます。 わた...
生活の風景

薪づくり

薪ストーヴのユーザーによる薪づくりの集まりがあった。主催は、わが家に薪ストーヴをつけてくれた,アンデルセンリビングというストーヴ屋さん。場所は、松戸のはずれの梨園である。事情で梨園を廃業したいのだそうで、50本以上ある梨の木をぜんぶ...
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映画『ハゲタカ』

映画『ハゲタカ』を、ジジババだらけの映画館で観た。 現代日本にいたく不満、というポーズをとってみせる。日本経済のこのていたらくは、既得権益層の保身のせいであり、それを背後からささえているのが中国にたいする恐怖であり、それと表裏一体の差...
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ゼミ生の歌手デビュー

ぼくのゼミ生が歌手デビューした。たいへん喜ばしいことである。 といっても、よくあるような、どっかの事務所にスカウトされてアイドルとして売り出す、というパターンではない。ヴォーカロイドの初音ミクの歌をリアルな人間がうたうというプロジェク...
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