マスメディア

メディア論の視座

SNS化したワイドショーとしての「自粛警察」

「自粛警察」という言葉をよく見かける。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)にかかわる自粛ムードのなかで、他人に「自粛」を強要し、逸脱していると判断した相手を執拗に叩くひとびとのことをいうらしい。当人が信じる「正義」にもとづくかぎり...
メディア論の視座

選挙で萌えるマスメディア

千葉県議会の補欠選挙(市川市選挙)が公示された。今回は出張と重なるので、生まれて初めて不在者投票するつもりでいたら、無投票になったという。愉しみにしていたのに。 選挙で愉しそうといえば、このところのマスメディアである。 民主党の...
メディア論の視座

オシムのつぶやき

南アフリカ大会の日本代表のたたかいが終わった。最後までたしかにファイトしていた。選手監督スタッフをたたえたい。こんな日本代表をみたのは、初めてだ。 この試合に限らず、また試合内容とは別の話として、今回の大会の中継放送で全般にかんしてひ...
メディア論の視座

ナショナルメディアとしてのテレビ

サッカー・ワールドカップ日本代表はとうとう16強に進出した。カメルーン戦での勝利以来、オランダ戦の健闘をへて、デンマーク戦は守備のみならず攻撃も積極的で、圧倒的にたたかっていた。 そうした姿をみるべく多くのひとたちがテレビに、あるいは...
メディア論の視座

勝った

サッカー・ワールドカップ(なぜか「W杯」という不思議な表記が定着している)で日本代表がカメルーンに勝った。よかった。おめでとう。ぼくも《みの》と一緒に中継をみていた。 もっとも、まず最初に謝らなければならない。事前の率直な気持ちとして...
映画を観る

映画『クライマーズ・ハイ』

映画『クライマーズ・ハイ』(原田眞人監督)を観た。 日航ジャンボ機墜落事故。「そのときあなたは、どこで、だれと何をしていましたか」などと、かつてのニュージャーナリズムみたいな質問をしたくなるひともいるかもしれない。1985年8月12日...
Apple

「他者」としてのiPhone

iPhoneの発売日。昨夜は、表参道あたりは行列で大変なことになっていたようだ。「祭り」にご参加のみなさん、おつかれさまでした。 テレビや新聞でもWebサイトでも、この話題で引きも切らない。テレビや新聞のとりあげ方は、どうもちょっとピ...
その他のお知らせ

BPOシンポジウム

毎日暑いですね。残暑はいつまでつづくのでしょう。 BPO事務局長の本橋春紀さんから、以下のようなシンポジウムのご案内をいただきました。 ====== “テレビは王様”の時代は終わるのか? 〜小中学生36人インタビュー調査を受...
メディア論の視座

「18解禁」

着任2年目になれば授業や校務の負担はだいぶ軽くなる──といわれていたのだが、ぼくのばあいはどうもその法則はあてはまらないようだ。授業期間が始まったとたん、昨年以上の「三輪車操業」状態である。授業準備は大変とはいえ、それでも学生と接すること自...
メディア論の視座

納豆ダイエット騒動

2週間ほど原稿その他諸事に追いまくられていた。ブログ更新もままならず、ろくに映画も見に行けなかった。テレビもほとんど見ないから、世間の動きを知るのに頼りになるのは新聞とネットだけという隠遁ぶりだ。で、この間、世間を騒がせていたのが『発掘!あ...
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