原発PR施設

エッセイ

フリーランチは存在しない——寿都町の「核のゴミ」最終処分場調査応募問題

北海道の寿都町が高レベル放射性廃棄物——いわゆる「核のゴミ」——の最終処分場の調査に応募することを検討している、というニュースをネットで初めて目にしたのは8月13日夜だった。 翌14日の朝刊には各紙とも記事を載せた。北海道内...

謹賀新年2015──原発PR施設について

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 元日はいつものように近所の天満宮に初詣へゆき、その足でぐるりと散歩してきただけ。北風がことのほか冷たく、幾度か小雪が舞った。 昨年はおかげさまで単著や共著など...

幌延深地層研究センターを見にゆく 4/4

地下施設の見学が終わったのは、予定時刻より15分ほどすぎてからだった。 更衣室で着替えてから、再び朝集まった会議室に戻った。すでにA班は見学会を終了して解散しており、参加者の姿は見えなかった。それにもかかわらず、B班だけのために質疑応...
メディア論の視座

なぜ原発PR施設か

日本にある原発PR施設を全部見てまわる。そう決めた。この間つらつら考えてみた結論である。 試しに数人にたいして「こんなことをしてみようとおもうのだけれど」と話を振ってみた。反応はきれいに二分された。「重要だよね」と「それって何か意味あ...

若狭湾の原発PR施設群を見に行ってきた

ふと思い立って、若狭湾周辺に展開する原発群のPR施設を見に行ってきた。 よく知られているように、若狭湾周辺には原発が集中している。高浜、大飯、美浜、敦賀といった原発群に、高速増殖炉もんじゅや、廃炉作業中の新型転換炉ふげんもある。それら...
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