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4カ月越しのプリンタドライバ

自宅で沖データのモノクロ・レーザープリンタML14nを長くつかっている。音はうるさいが、印刷品質は高いし、なにより丈夫なのがいい。

ところが、大きな難点がある。この会社、MacOSXにかんするかぎり、ドライバ更新の対応がひどく遅いのだ。原稿を書くとき、しょっちゅうプリントアウトしてはそこに書き込みし、また書き直すという作業を繰りかえすぼくのような人間にとって、この対応の遅さは致命的である。そのことを知っていれば購入時に別の選択肢も考えたのだが、そのときはまったく知らなかった。なにせ6年も前のことだ。

かつてTigerが出たときも、対応ドライバ登場まで数カ月待った。今回も同じく、ずいぶん待たされた。ぼくがPowerBookをLeopardにアップグレードしたのは昨年11月だった。この段階で沖データのサイトには、対応ドライバについては「調査中」と示されていたようにおもう。その後、比較的新しい機種はドライバが出るものの、販売終了後それなりの年月も経過したこの機種のドライバは「2月上旬ごろ予定」というアナウンスがあるのみ。

以来4カ月、ユーザはただひたすらドライバの登場を待たされつづけてきた。その間わが家のML14nは電源を入れられることもなく、ただ部屋の片隅に黙って鎮座するばかりだった。原稿の推敲は、仕方がないのでキヤノンのモバイル・プリンタiP90でまかなっていた。これはこれでいい機種なのだが、インクジェット式で、どちらかというとテキストの大量印刷には不向きだ。

こうした苦難がようやく今日終わることになった。さっき沖データのサイトを確認しにいったら(このところ日課にしていた)、対応ドライバがアップされていたのだ。やれやれやれ。(沖データのサイトはこちら

それにしても、だ。たかがドライバ1本で4カ月もユーザを待たせておいて、メーカとして平気なのだろうか。なにか深い事情でもあるのだろうか。

研究室ではブラザーのモノクロ・レーザープリンタをつかっている。これも4年前の機種だ。だがこちらはLeopard発売後、速攻で対応ドライバが出ており、問題なく使用できている。Tigerのときも対応は早かった。ブラザーの対応にMacユーザは称賛の声を惜しまない。

両者の態度のちがいにはどんな理由があるというのだろう? WindowsとMacとでシェアの差が大きいのはわかる。だが、販売時点では両方に対応することを明記しているのだ。アップデートでも、同時とまではいわないが、せめて新OSリリース後1-2カ月の範囲で対応してもらえないものか。一ユーザとしてメーカにたいするぼくの要望は、それだけだ。

残念ながら、現状そうした対応をとってくれるメーカは限られる。メーカにしてみれば、発売後数年を経過した機種にドライバをタイムリーに提供するのは、過大な負担を強いられることになるのだろうか。ユーザは、時間がかかっても対応してくれるだけまだマシと考えて、甘んじて受け容れるべきなのだろうか。