2009-02

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映画『ロシュフォールの恋人たち』

ぎっくり以前(B.G.)に観た『ロシュフォールの恋人たち』。不勉強を恥じるべきだが、初見である。 『シェルブールの雨傘』が悲恋ものなら、こちらは黄金期のハリウッド産ミュージカル・コメディのフランチ解釈版。完成度の高さなら圧倒的に前者の...
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トロリー・ソング

先週来、ぎっくり腰である。 2月の中旬は毎年必ず体調を崩すのだが、今年は大丈夫そうだ、と油断したのがいけなかったのかもしれない。ある日どうも椅子の姿勢があわないなとおもっていたら、翌朝には腰が伸びなくなっていた。 さいわい今回は...
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映画『シェルブールの雨傘』

1964年の名作。スクリーンで観たかった作品のひとつである。デジタル修正を施した版が公開されるというので、入試業務のあいまをみて、さっそくシネセゾンへ出かけていった。 「デジタルリマスター版」なるものが、具体的にどんな処理がなされたも...
エッセイ

遠来の客人

雨降りの夕方、《あ》によばれて庭に出た。林檎の木の根元、ローズマリーの葉の陰に、雨粒を避けるようにして、小鳥がうずくまっていた。全体が茶色で、おなかのあたりに白っぽい斑が入っている。小鳥は卵をかかえているみたいな恰好でじっとして、目だけくり...
エッセイ

聖地巡礼

山下達郎コンサートに行ってきた。コンサートがあれば必ず行くと決めており、じじつこの30年近く、そうしてきた。今回もおなじ。聖地巡礼みたいなものだ。この日ばかりは《あ》と一緒である。 6年ぶりのツアー。直接のきっかけは、大阪フェスティバ...
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映画『マンマ・ミーア!』

初日に観た。ここ数年のハリウッド産ミュージカル映画は、良し悪しはともかくとして、比較的緊密に構築された作品が多かった。本作品はその対極、もうゆるゆるである。 ほとんど舞台そのまま。素朴な手づくり感覚というか、とっても素人っぽい。つくっ...
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