またカメラを買う

またカメラを買った。2月は入試シーズンであり、個人的には物欲の風が吹き荒れる季節でもある。

買ったのはリコーのGX200である。もうVFキットしか残っていなかった。ヨドバシで値札57900円(ポイント15%)のところ、いろいろ話して53000円(ポイント15%)で予備バッテリをおまけしてもらった。

GX200にしたのは、同じリコーのGRD3を気に入ったからだ。GRD3は単焦点なので、これとは別にズーム付きのものが必要になったのだ。

とはいえ一年半前発売の古い機種である。リコーの現行機種はGXRというやつなのだが、これがレンズ・撮像素子のユニット交換式という摩訶不思議な方式を採用した代物だ。でかくて重く、おまけに高価。選択肢には入れられない。キヤノンのG11あたりでも悪くはないのだが(値段も安いし)、ちょっと大きくて重い。大きく重いのでよければ、一眼を持ちだせばいいに決まっている。コンパクトでそこそこの画を撮ることができるから意味があるのだ。となると選択肢はあんがい狭い。やはり2008年夏発売であるパナソニックのLX3と迷った末、レンズの出来と操作系を考えてGX200を選んだ。

ネックストラップは児島商店の革製のものを発注した。GRD3もこの製品で吊っている。細身で目だたず、ぐあいがよい。

問題はケースである。ヨドバシあたりで売っている汎用品に良いものはない。GRDにせよGX200にせよふつうのコンデジとちがって横のまま吊ることができる。その状態で出し入れができるケースがほしい。

GRD3用にはsuonoの専用ケースを手に入れた。以前に買ったMacBookAir用インナーが個人的にヒットしたのである。素材も仕上げもデザインもたいへん気に入っている。

しかしsuonoのラインナップにはGX200用と明示されたケースはない。GRD3用ケースのページには「「リコーGX200」はサイズが異なりますので本ケースに収納することはできません」とわざわざ注記してある。ところが、試しにGRD3用ケースにGX200(別売りレンズキャップ付き)を入れてみたら、ややキツくはあるものの、ちゃんと収まる。なんだ、これでいいではないか。

というわけで、GRD3用ケースをまた注文しなければならない。

なお本記事の写真2枚は古いIXYで撮った。