2010-08

生活の風景

正文館書店

東片端にある正文館書店。名古屋に帰省すると必ず立ち寄る。 似た名前のちくさ正文館もいい書店だが、ぼくがよく行くのは東片端にある正文館のほうだ。一時間から二時間ほど滞在してゆっくり棚をみてまわり、気に入った本をひとかかえ買って、...
エッセイ

ひぐらし

いつのまにか日の暮れが早くなった。夏至のころは午後7時をすぎてもなお明るかった。ところが昨夕、窓外の暗さに気づいて時計をみると、午後7時5分だった。 子どものころから、お盆の時期は夏休みも佳境というイメージがあった。日が暮れるまで遊ん...
エッセイ

いつ休むんですか

今年も集中講義が終わった。「講義」と名前はついているが実質はワークショップだ。土日をはさんだ五日間でひとつのテーマについて討論し、演劇とデジタル表現を組みあわせたパフォーマンスに表現して発表するというもの(2008年度の記録、2009年度の...
空と雲と光

夏空

ゼミ合宿は充実のうちに終了した。それにしても修善寺は暑かった。都内と大差ないほどだった。 最終日は朝からきれいに晴れわたった。夏の空に夏の雲が浮かび、そこから強烈な陽射しが吹き出てくる。日の高さは盛夏のそれだ。だが奇妙なことに...
映画を観る

映画『樺太1945年夏 氷雪の門』

太平洋戦争の末期、というより、日本のポツダム宣言受諾後も継続した日ソ戦の主戦場のひとつ、樺太のたたかい。8月15日をすぎてもソ連軍は南下をつづけた。樺太南部西海岸にあった真岡では、ソ連艦隊による艦砲射撃がくわえられ、さらにソ連軍が上陸し、町...
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