生活の風景正文館書店 東片端にある正文館書店。名古屋に帰省すると必ず立ち寄る。 似た名前のちくさ正文館もいい書店だが、ぼくがよく行くのは東片端にある正文館のほうだ。一時間から二時間ほど滞在してゆっくり棚をみてまわり、気に入った本をひとかかえ買って、... 2010.08.15生活の風景エッセイ
エッセイひぐらし いつのまにか日の暮れが早くなった。夏至のころは午後7時をすぎてもなお明るかった。ところが昨夕、窓外の暗さに気づいて時計をみると、午後7時5分だった。 子どものころから、お盆の時期は夏休みも佳境というイメージがあった。日が暮れるまで遊ん... 2010.08.13エッセイ
エッセイいつ休むんですか 今年も集中講義が終わった。「講義」と名前はついているが実質はワークショップだ。土日をはさんだ五日間でひとつのテーマについて討論し、演劇とデジタル表現を組みあわせたパフォーマンスに表現して発表するというもの(2008年度の記録、2009年度の... 2010.08.11エッセイ
空と雲と光夏空 ゼミ合宿は充実のうちに終了した。それにしても修善寺は暑かった。都内と大差ないほどだった。 最終日は朝からきれいに晴れわたった。夏の空に夏の雲が浮かび、そこから強烈な陽射しが吹き出てくる。日の高さは盛夏のそれだ。だが奇妙なことに... 2010.08.04空と雲と光ゼミ・授業エッセイ
映画を観る映画『樺太1945年夏 氷雪の門』 太平洋戦争の末期、というより、日本のポツダム宣言受諾後も継続した日ソ戦の主戦場のひとつ、樺太のたたかい。8月15日をすぎてもソ連軍は南下をつづけた。樺太南部西海岸にあった真岡では、ソ連艦隊による艦砲射撃がくわえられ、さらにソ連軍が上陸し、町... 2010.08.01映画を観る