口頭試問終了

卒論の口頭試問が終わった。ゼミ生たちはそれぞれ力のこもった論文を書きあげてくれた。

指導教員としては、たんに「参加賞」としてではなく、できるだけしっかり取り組んでほしいとおもっている。そうすれば、結果として、それなりの水準のものを書ける。本人たちがどう自覚しているかは知らないが、それだけの力は十分持っている。でも、そこに到達するためには、それなりに努力しなければならない。

春先からこちら、迷走したり苦しかったりしたこともあっただろうが、最後まで諦めたり投げ出したりせずに取り組むことができた。とくに夏前くらいからは、じぶんたちでどんどんアイディアを出したり議論をしたりして物事を進めてゆくことができるようになり、安心して見ていられるようになった。この一年で、ずいぶん成長してくれたとおもう。

そのあとの数日、ネットのつかえないところへ出かけ、ほとんど籠もりきりで、論文を書いてきた。ほかからの連絡は来ないし、ぼくも気が散らないので集中して仕事できるのはいいのだが、腰が痛くなってしまった。

今朝、東京へ戻ってきた。これから会議である。

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