クラッチの滑りを修理

 ▲道の駅潮見坂にて。R1バイパスの向こうに遠州灘が見える。iPhoneで撮影

ディフェンダーひるね号がわが家に来て2カ月半。2000kmほど走った。保証期間が終了する前にと、一度みてもらいに行ったら、クラッチが滑っていると指摘された。

2速に入りづらいのは、前にも書いたとおりだった。しかしそれだけでないのだった。クラッチを踏んでも足ごたえ(?)がまるでない。ずぶずぶで、切れているのかどうか感触としてよくわからなかった。が、こちらも暢気というか無知というか、ディフェンダーだからこんなものかなとおもっていた。

それだけではない。高速道路の長い登りなどで、5速に入れて90-100kmで走行しながら、さらにアクセルを踏み込むと、急に回転だけがグィーンとあがり、速度は逆に低下していくという症状を示したことが、3度あった。いずれも同じ場所であった。クラッチの滑りは高いギアから発生しやすく、やがて低いギアでも症状が出るようになるという。

で、けっきょく一週間のドック入りとなった。

原因はすぐに判明した。クラッチカバーの異常だった。

 ▲問題のクラッチカバー(旭モータースさん撮影)

ダイアフラムスプリングという、巨神兵の歯みたいに、ピンが円形にぐるりと並ぶ部分がある。そのピンの並び方が不揃いで、一部に欠けている箇所もあったという(写真)。これでクラッチ板がうまくつながらなかったらしい。

購入店の旭モータースさんによると、この年式ではひじょうに珍しい症状で、原因は不明。おそらく製品の品質の問題ではないか、とのこと。さすが「英酷車」とよばれるだけのことはある。

クラッチ一式交換となったディフェンダーひるね号を運転してみる。クラッチを踏み込むと、もうずぶずぶではない。踏み込んだ足に軽い抵抗感があって、ちゃんとクラッチが切れていると感じられるようになった。動力がきちんと伝わるようになったためか、力強ささえ感じられるようになった(たんなる気のせいかもしれない)。

いずれにせよ、早い段階で気づいてもらえてよかった。知らずに乗っていたら、もっと大変なことになるところだった。