ふと思い立って、若狭湾周辺に展開する原発群のPR施設を見に行ってきた。
よく知られているように、若狭湾周辺には原発が集中している。高浜、大飯、美浜、敦賀といった原発群に、高速増殖炉もんじゅや、廃炉作業中の新型転換炉ふげんもある。それらの多くにはPR施設が付置されている。それが今どうなっているのかを見ておきたいとおもったのだ。
電気事業連合会のウェブサイトによれば、若狭湾周辺にある原発関係のPR施設はつぎの8箇所である。
- エル・パークおおい「おおいり館」
- 若狭たかはまエルどらんど
- 美浜原子力PRセンター
- 敦賀原子力館
- 原子力の科学館あっとほうむ
- 日本原子力研究開発機構アクアトム
- 日本原子力研究開発機構エムシースクエア
- 高浜発電所ビジターズハウス
このうち、高浜のビジターハウスは事前予約が必要のため今回はパス。もんじゅの近くにあるエムシースクエアも実質的には閉鎖されていたらしく、未訪問。また現地で初めて知ったのだが、敦賀市内にあるアクアトムも3月末で閉鎖されていた。しかし一部分がギャラリーとして公開されていたので、建物や内装は見ることができた。
あわせて原発とその周辺のようすも、できる範囲でではあるが、眺めてきた。写真は敦賀半島の北西岸、遠景に写っているのが高速増殖炉もんじゅである。
元気があったら、いくつかの施設について、近いうちに印象を記しておきたい。