アイランダー2013へ行ってきた

アイランダー2013という催しに行ってきた。場所は池袋のサンシャインだ。

「全国の島々が集まる祭典」と銘打たれたとおり、あちこちの島のひとたちが集まってきていた。

観光PRが中心なのかなとおもっていたのだが、むしろ求人や移住の情報が前面に押し出されていたのが興味深かった。移住のための相談会などもひらかれている。会場はおおいに賑わっていた。

この催しは1990年代から実施されているらしいが、今回までぼくは知らなかった。きっかけは、二週間ほど前に訪れた、山口県の祝島。中国電力の上関原発計画にたいする長年の反対運動で知られる島だ。そのときお世話になった民宿くにひろの國弘夫妻に誘われたのである。

祝島のブースに寄ってみた。夜行バスで上京されたという。お二人とも元気そうであった。祝島は初参加だそうだが、これを機会にいっそう知られるようになるだろうとおもう。いいところなのだ。(祝島訪問記は後日ブログにも書くつもりです。)

祝島の切手を買った。祝島は上から見るとハート型をしているということで、それをモチーフにしたものだ。奮発して1シートまるごと買った。

じつはこの切手、ぼくが島を出るとき、入れ違いに届いたものなのだ。そのときの「証拠写真」がこれ(下)。ちょうど國弘さんたちのところへ配達された瞬間を撮影した。撮影者のぼくは、祝島から出港してゆく船のなかにいたわけだが。

せっかくなので、会場内のほかのブースもぶらぶらとのぞいてみた。歩いていると、つぎつぎとパンフレットを手わたされる。ゆるキャラもいれば、客引きもいる。サンシャインに来る途中にとおってきた池袋の通りと、その点は変わらない。

ステージもあって、島ごとに演し物があるようだった。写真は小笠原諸島のひとたちが、伝統の踊り(?)を披露しているところ。

誘われるままに、長崎県五島列島の小値賀(おぢか)諸島のブースにつれていかれた。といっても、どこにあるのかさえ、ぼくはよく知らなかった。元気なおにいさんとおねえさんがいろいろと島について教えてくれた。

かれらにすすめられ、特産品だという「あおさ」と「かまぼこ」を買った。すると、島のゆるキャラ「ちかまる君」が握手をしてくれた。

このあたりの島も旅するとよさそうだ。そのうち行ってみたい。そもそも島旅自体が好きなのだ。

できることならどっかの島に暮らしてみたいという気持ちも、ないわけではない。

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