アメリカ大使館でビザ面接

昨日、朝一番で赤坂のアメリカ大使館へ行き、ビザ面接を受けてきた。

大使館前は厳重警備中だった。太い棍棒のようなものを手にした警官が立哨していた。「ビザ面接です」というと通してくれた。受付でiPhoneを預け、空港で見るような探知機をつかった厳重な持ち物検査をくぐり抜けて、敷地内に入る。

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建物の入り口前で書類のチェックをうけたあと、もう一度持ち物検査がある。それを通過すると、面接会場だ。なかは鉄道駅の切符売り場のようになっている。

まず1番窓口にパスポートと書類一式を提出する。しばらく待つと、銀行の待合室のような自動音声案内と電光掲示でじぶんの番号が呼ばれる。別の窓口で指紋の採取である。両手の指10本。そのあとさらに別の窓口へ移動して面接となる。

面接官は若い白人男性だった。ぼくのビザはJビザ(交流訪問者ビザ)だ。面接は英語でおこなわれるという話だったが、ディスプレイの画面をにらんでいるばかりでほとんど何も訊かれなかった。そうして数分たって「承認されました、パスポートは一週間後に届きます」と言われた。閑散期、あるいは順番が早かったこともあってか、30分ほどで終わってしまった。

最近の米国のようすを見ているといろんな事態を想定せざるをえなかったのだが、ひとまずはよかった。実感としては「ここまで長かった」。でも客観的にみれば、ぼくのばあいはたぶん、まわりに恵まれ、ものすごくうまくいったケースなのではないかという気がする。

4月から一年間、ミシガン大学の日本研究センターに在外研究で滞在させていただく予定です。詳しくはまた。

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