村田麻里子さんと共編ですすめている『メディアリテラシー・トレーニング』(三省堂)、おかげさまで先日なんとか初校戻しまでたどり着いた。
執筆者の方がそれぞれ著者校正をしたゲラを、いったんぼくのところに集約し、全部に目をとおして調整したりチェックしたりしてから、編集部に戻した。
その過程で、あらためて全体を読みなおした。どの原稿にも執筆者の魂がこもっており、独特の迫力をもって迫ってきて、読みごたえがある。すばらしい原稿を書いてくださったものである。
メディアを勉強する大学生向けの教科書という位置づけなのだが、いろんな意味で、ふつうの教科書的なあり方をはみ出しているとおもう。
そうでなくちゃね。メディア論なのだから。