山下達郎さんのコンサートへ行ってきた。今回は中野サンプラザ。そこで村田和人さんが亡くなったことを知った。2月22日のことだったそうだ。ちょうど海外出張と重なっていたこともあり、まったく把握していなかった。
代表曲「一本の音楽」(1983年)は当時の高校生なら誰しも耳にしたことがあるはずだし、アルバム『ひとかけらの夏』は名盤である。どこまでも伸びる透明感のある声がすばらしく、ぼくは好きだった。
ただ、その後もかれの活動をフォローしていたかというと、そうではなかった。だから、エラそうに何かをいう資格はぼくにはない。
今回ちょっと調べてわかったのは、その後いろいろありながらも、ずっと音楽活動を地道につづけておられたということだ。そしてあらためておもったのは、音楽で長い期間たべてゆくというのは容易なことではないのだなということだった。音楽に限った話ではないのだが。
ご冥福をお祈りいたします。