エッセイ

アナーバー日誌

1年ぶりの東京、5か月ぶりのブログ

5か月ぶりにブログに投稿する。元日に雪景色のアナーバーの写真を投稿して以来だ。 あれから3月半ばまではアナーバーにいて、そのあとアメリカを発ってから東回りで寄り道しながら二週間かけて日本へ帰ってきた。帰国したのは3月31日。意外なこと...
アナーバー日誌

謹賀新年2018

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 現在ミシガンにいることもあり、まことに恐縮なのですが、今年は年賀状はお休みさせていただきます。勝手をいって申しわけありません。昨年は亡父の喪中のため年始のご挨拶を失礼させて...
出発までの準備

アメリカ大使館でビザ面接

昨日、朝一番で赤坂のアメリカ大使館へ行き、ビザ面接を受けてきた。 大使館前は厳重警備中だった。太い棍棒のようなものを手にした警官が立哨していた。「ビザ面接です」というと通してくれた。受付でiPhoneを預け、空港で見るような探知機をつ...
空と雲と光

暮れたあとの空

日本のクリスマスは消費イベントという側面が強いが、もともとは冬至のお祭りという性格をもっているんだよ、という話を先日学生にしたら、妙に感心していた。 その冬至の少し前のことだ。夕べに江戸川沿いを歩いていたら、こんな夕景に出会った。 ...
生活の風景

実家を処分した日

名古屋の実家を処分することにした。「処分」という表現が適切かどうかはわからないけど、ようするに売ってしまうということだ。 父が亡くなってからの10か月間でぼくが経験したのは、もろもろの雑事の連続であった。人間というのは身ひとつで生きて...
エッセイ

大腸内視鏡検査を受けてきた

大腸内視鏡検査というのを受けてきた。健康診断で引っかかり、念のため受けておいたほうがいいでしょうと申し渡されたためだ。ぼくにとって初めての検査だった。結果はさいわい異常なしとのこと。一連の流れを書き留めておこう。 前日は食事制限があっ...
自然の風景

夏畑の日常

台風が三つもやってきているというのに、今日はぽっかり晴れて暑かった。午後に少し散歩に出てみた。 途中で、畑のまんなかをとおる。この時期にここを歩くと「夏畑」という言葉が浮かぶ。 夏畑とは夏の季語のひとつだ。わりに好きな言...
エッセイ

ポポレ・ミセンガ選手 (ROT) のたたかい

リオ・オリンピックが始まった。わが家でも夜になると、テレビ中継を見ている。2200から始まる柔道は、いろんな国の選手たちが出てきて試合をするというのが、延々とくりかえされる。それを淡々と見ているのが、わりと好きである。 昨夜の柔道は男...
生活の風景

借りているのものです

市川では毎年8月第一土曜日に市民納涼花火大会がおこなわれる。 先日、江戸川土手を散歩していると、早くもこんな立て看板が出ているのを見つけた。 「事前場所取りを禁止します」と強い調子で主張している。が、つい誤植を発見してし...
エッセイ

はしごから落ちた話

ひと月以上前のことだが、はしごから落下し、左足とお尻を強打した。 はしごが何かの拍子に倒れてしまい、上にのっていたぼくだけ取り残された。そしてそのまま垂直に落下した。むかしの漫画やアニメでよくあったみたいな絵柄だった。 まず左足...
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