エッセイ

エッセイ

キャベツ犬

先週は木金とフレッシャーズキャンプ(新入生合宿)で箱根に行ってきた。今年ぼくは一年生の授業をしていないので、誰が誰だかさっぱりわからないが、みんな元気で気持ちのいい子たちであった。 土曜は《くんくん》の運動会。一日外にいて日に灼かれて...
メディア論の視座

ひと区切り

ここ数か月追い込み作業にかかっていた論文に、ようやくひと区切りついた。いったんぼくの手を離れることになり、昨日宅急便で運ばれていった。 リンゴやヤマブキの花はとうに終わってしまった。今朝気づくとナツツバキが花を咲かせていた。
エッセイ

夜桜さくら

近所の地元的桜の名所の夜桜。先週末が見頃で、ごらんのとおりの人出だった。ゴミも盛大である。 3月は、もう何年がかりで書いているのかわからなくなるほど難航をきわめていた論文の脱稿作業に集中した。あとまわしにできる...
ディフェンダー110

恥ずかしいワイパー

東京タワーが雨に光っていた。ディフェンダーの小さなフロントガラスからはみ出そうなくらい大きく見えた。 この日は大学院の入試だった。例年おもしろい受験生が来てくれる。今年もそうだった。ほかに会議や打合せなど引きも切らず、終日白金...
生活の風景

近所をひとまわり

入試業務もひと区切りついた。週明けには、また新たな業務たちが手招きして待っているのだが。 ひさしぶりに《くんくん》をつれて近所をひとまわりしてきた。午前中に吹いていた冷たい北風も収まり、春みたいな陽気だった。 ...
その他の観たり読んだり

北川貴好フロアランドスケープ展

入試業務の季節となった。そのあいまを縫って、北川貴好フロアランドスケープ展を見てきた。水や植物がモチーフ。その「水」が、「生命の水」的なものではなくて、生活排水であったりするのが、いい。 会場のアサヒアートスクエアにはスタッフ...
空と雲と光

空を見上げる

夕暮れ時の空。しばらく前に撮った。 空をながめるのが好きなのだが、街中にいるとどうしても視界は狭く、視線は下に向きがちだ。 ふとした拍子に空のことが意識に浮かぶ。顔をあげ、空を見上げる。 空はいつも、そこにある。 ...
自然の風景

口頭試問の雪の朝

卒論・修論の口頭試問の季節である。その日の朝、首都圏はこの冬初めての積雪となった。 都心で4cmだったらしいが、うちのデッキの手すりを見ると、もう少し積もったのではないかという気もする。まあ、ここは都心じゃなくて市川なんだけど。 ...
エッセイ

安藤忠雄先生

建築家の安藤忠雄先生にばったりお会いした。まったくの偶然である。何年ぶりだったろうか。 さるホテルのラウンジにいた。ふと顔をあげたら、いきなり安藤先生の顔が目に飛び込んできた。たまたま向かいのテーブルで打合せ中だったのだ。お邪魔して挨...
エッセイ

風力発電機

島牧の庭に、風力発電機が据えつけられていた。北海道には巨大な風力発電機をよく見かけるし、このあたりでも月越や寿都に何本もたっている。海からも山からも風のよく吹くところだから、適地なのかもしれない。 島牧のそれはネット・オークシ...
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