空と雲と光暮れたあとの空 日本のクリスマスは消費イベントという側面が強いが、もともとは冬至のお祭りという性格をもっているんだよ、という話を先日学生にしたら、妙に感心していた。 その冬至の少し前のことだ。夕べに江戸川沿いを歩いていたら、こんな夕景に出会った。 ... 2016.12.30空と雲と光エッセイ
生活の風景実家を処分した日 名古屋の実家を処分することにした。「処分」という表現が適切かどうかはわからないけど、ようするに売ってしまうということだ。 父が亡くなってからの10か月間でぼくが経験したのは、もろもろの雑事の連続であった。人間というのは身ひとつで生きて... 2016.12.16生活の風景エッセイ
空と雲と光秋空と稲 しばらく前に撮った秋の空。スカイツリーの上にひろがっていた。 空に同じ空は二つとない。見上げれば、いつも違った空がそこにある。 空を見上げるのを忘れるような人生は送りたくないとおもう。 同じ日に撮った田んぼ。 ... 2016.10.05空と雲と光自然の風景
自然の風景彼岸花 散歩の途中に見かける彼岸花。先週はこんなようす。ちょうど見ごろだった。 こちらはその前の週、つまり二週間前のようす。まだ芽が伸びてきたところで、花には少し早かった。 そして今週はもう枯れて、花はほとんど散ってしま... 2016.10.03自然の風景
自然の風景夏畑の日常 台風が三つもやってきているというのに、今日はぽっかり晴れて暑かった。午後に少し散歩に出てみた。 途中で、畑のまんなかをとおる。この時期にここを歩くと「夏畑」という言葉が浮かぶ。 夏畑とは夏の季語のひとつだ。わりに好きな言... 2016.08.21自然の風景エッセイ
空と雲と光水辺の夏の三島 少し前のことだが、春学期(前期)が終わってすぐに卒論ゼミの合宿に行ってきた。例年だいたいこのタイミングだ。行き先は昨年につづいて修善寺。山の上にある。だが十分に蒸し暑かった。 滞在中に梅雨があけた。朝の空はじつに夏らしく気持ち... 2016.08.17空と雲と光ゼミ・授業
生活の風景借りているのものです 市川では毎年8月第一土曜日に市民納涼花火大会がおこなわれる。 先日、江戸川土手を散歩していると、早くもこんな立て看板が出ているのを見つけた。 「事前場所取りを禁止します」と強い調子で主張している。が、つい誤植を発見してし... 2016.07.25生活の風景エッセイ
自然の風景畑の盗賊除 散歩していたら、畑のなかにこんな札がたてられているのを見つけた。 しかし「盗賊除」って……。同じ区画内のあちこちにたてられていた。しゃれではなく、けっこう本気なのだとおもわれる。いろんな事情があるのだろう。 連休中はけっ... 2016.05.08自然の風景エッセイ
自然の風景今年の桜の二週間 今日の雨で桜はだいぶ散ってしまったけれど、今年はずいぶん長く愉しむことができたようにおもう。 3月26日には、まだ開花したばかり。 公園にいくと、こんな案内が出ていた。 ところが一週間後には、このにぎわい。... 2016.04.07自然の風景
メディア論の視座5年目の3.11 5年目の3.11。5年前と同じく金曜日だ。 この間に確かになったこととは何だろう。 地震と津波の襲来。原発事故、それにつづく諸々。多くのひとが被災した。多くのひとがさまざまなことについてさまざまに語った。 元に戻ったものも... 2016.03.11メディア論の視座わからない風景