ゼミ・授業

口頭試問

卒論の口頭試問をぶじに終えた。卒論ゼミのプログラムはこれで完了である。 同じ学科のY先生からは、愛犬からコスプレまで脱領域的というかユニークで大変よろしいとお褒めの(そう信じている)言葉をいただいた。題材はかくのごとく多様だが、アプロ...
エッセイ

文化人

ごくごくたまーに、ではあるが、「文化人」とよばれるひとたちに出くわす。シンポジウムとか委員会とか会合とか、そんな機会だ。ふだんは木陰でぐうすか昼寝するカピバラさんのように地味に暮らしているというのに、たまにそんな場に引きだされるとけっこうな...
生活の風景

給水塔

たまに散歩にでかける先に、栗山配水塔がある。土木遺産で1937年の建築だというから、年齢は父とさほど違わない。ただしこちらはまだ現役。いまも一帯に上水道を供給しているのだという。江戸川あたりからだと、北総台地の西端の斜面林の上から、...
生活の風景

凧揚げ

《なな》と《くんくん》が凧揚げに行きたいと言いだした。 わが家に凧は二つある。ひとつは数年前に近所のコンビニで買ったデジモンのゲイラカイトだ。《なな》がまず放り投げてみると、たちまち風をつかまえて、あっというまに空高くあがる。...
ゼミ・授業

卒論提出

12名いるゼミ生の全員が、本日ぶじに卒論を提出した。 ひとりの脱落者もださずにここまで漕ぎ着けることができた。かれらは芸術メディア系列の第一期生である。学生はもちろん、指導する側にとっても初めての卒論なのだ。明学に着任して以来の4年間...
メディア論の視座

電子ブックの2010年

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 2010年が始まった。今年日本でもブレイクの見込まれるもののひとつが、電子ブックリーダーであり、それに連動するネットサービスである。すでに米国ではアマゾンのKindle...
生活の風景

消防訓練

土手に消防車の姿がみえた。いつもラジコンを飛ばして遊ぶ一団が陣どっているあたりだ。燃料が枯れ草に引火でもしたのかしらとおもった。近づいてみると、違うらしい。ラジコンはいつもと変わらずぶんぶん飛びまわっている。消防隊はラジコンなど眼中...
映画を観る

映画『よなよなペンギン』

マッドハウス製作、りんたろう監督の新作。製作費15億というから日本映画としては大作だが、作品の柄としては小品である。 テレビ番組の劇場版でもう一儲けという企画だらけの日本のアニメーション映画界にあって、マッドハウスはときおりオリジナル...
映画を観る

映画『アバター』

ジェームズ・キャメロン監督12年ぶりの新作。全体に『ターミネーター1/2』のころに戻ったかのようなSFアクション仕立てである。鮮明な3Dかつ全篇CGつかいまくりであるうえ、物語も細部にまで神経がゆきわたっており、じつによくできた娯楽大作だ。...
映画を観る

映画『バッタ君町に行く』

アニメーション映画史上の傑作とされるフライシャー兄弟の作品である。今回はニュープリントで劇場公開とのことだが、ぼくが観るのは初めてだ。場所は最近ヒューマントラストシネマと名を変えた映画館、観客は7人だった。 まだ長編アニメーション映画...
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