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よしもとライブ

新宿南口のよしもとtheルミネでライブを見てきた。お笑い大好きを自認する学生が企画してくれたのだ。ぼくのほかに学生5名、計6名で出かけていった。ぼくは仕事でちょっと遅れて会場に着いた。受付で、なぜだかオロナミンCを1本、手わたされた。

ふだんほとんどテレビを見ない。最近のお笑いのようすなどさっぱりわからない。10組ほどが出演したが、トリで出たトータルテンボスをかろうじて知っていたくらいだった。どれもけっこう漫才の枠組みに則っているのが興味深かったのだが、例外が2組あった。このうちのひとつが「もう中学生」。かなり異色におもわれた。

あれをなんと理解すればいいのだろう。ネタのほうは、これでいいのかというくらい貧弱、むしろそのキャラで見せるというタイプらしく、そこが今様といえば今様である。えらい筋肉質のおにいさんがひとりでやっているのだが、かれがまるで小森のおばちゃまのようなしゃべり方をして、やはり小森のおばちゃまのように意味不明のことをひたすらしゃべる。見ていて、おもしろいのかそうでないのか判然とせず、宙ぶらりんな気持ちにさせられる。

それも含めて、全体をとおしてひじょうにおもしろかった。

印象深かったのは、くりだされるネタの大半(ざっと8割がた)が、テレビ番組やCMの場面をもとにしたものであったことだ。テレビは終わった、マスメディアは凋落したということがいわれるようになって久しいが、それでもテレビが国民文化の共通基盤を提供しているという図式は、少なくともまだ消滅したわけではない。いまのお笑いからテレビを抜いたら、ネタが成立しなくなってしまうかもしれない。

以前にある大学で教えていたとき、学生のなかに何人も「将来はお笑いの世界にすすみたい」といっている子がいた。かれらにとって、憧れであり、挑戦しがいのある仕事なのだろう。それもまた、テレビのそうした機能が関係しているのだろう。

つぎは渋谷のヨシモト∞ホールへ行こう、という話が、早くも出ている。