単管パイプで薪小屋をつくった

薪小屋を自作した。ホームセンターで買ってきた単管パイプ製である。

つくり始めたのはGWごろだったろうか。時間を見つけては少しずつ作業してきたので、遅々として進まなかったのだが、先日ポリカーボネードで屋根を葺いて、ようやく完成となった。

間口3m、高さ2m、奥行き50cm。基礎はブロックである。斜めにわたした単管パイプを地面に埋めこみ、転倒防止のつっかえ棒を兼ねて固定している。

大工仕事やDIYが趣味、というわけではぜんぜんない。ただ、できることはなるべくじぶんでやろうと考えただけ。

ネットを調べるといろんな事例が載っている。それらを参考にしたのだけれど、実際にじぶんでやってみないことにはよくわからない。見様見真似、試行錯誤の我流である。写真で見るよりもはるかに、実物はいびつな素人仕事だ。

とはいえ、いざやってみると、作業そのものは、おもったほどはむずかしくなかった。しかしもちろん、難儀したこともある。

いちばん困ったのは、単管パイプの切断だった。専用のパイプカッターを買ってきたのに、切ろうとすると、すぐに刃が欠けてしまった。新しい刃に取り替えた。刃はやはり欠けた。

けっきょくディスクグラインダーに金属切断用のディスクを装着して作業したところ、あっさり切断できた。しかし、ディスクグラインダーは、素人にはちょっと怖い。

これで薪小屋は二棟めだ。前のものは工務店につくっていただいたもので、単管パイプ製の自作品とは、しっかり度は雲泥の差。間口は3間ぶんある(写真は昨冬撮影)。

今回新設したものとあわせると、次年度用の備蓄ぶんをおくだけの余裕が少しできたかな。

ようすをみて、必要ならさらにもう一棟の増設を検討しようとおもう。