映画を観る映画『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 しばらく前に観た。哀しくさびしい映画である。 もちろん物語はあいかわらずだし、ハリソン・フォードも還暦をとうにすぎたとはおもえぬ元気さで、前作から19年というブランクなどなかったかのようだ。だが、いまは21世紀であって1980年代では... 2008.08.08映画を観る
映画を観るダグラス・サーク PFF(ぴあフィルム・フェスティバル)の特別企画でダグラス・サーク監督作品の特集をやっている。この企画はすばらしい。たまたまチケットを譲っていただくことになり、まとめて観ることができた。サーク作品を観るのは初めてだ。 サークはメロドラ... 2008.07.29映画を観る
映画を観る映画『クライマーズ・ハイ』 映画『クライマーズ・ハイ』(原田眞人監督)を観た。 日航ジャンボ機墜落事故。「そのときあなたは、どこで、だれと何をしていましたか」などと、かつてのニュージャーナリズムみたいな質問をしたくなるひともいるかもしれない。1985年8月12日... 2008.07.17映画を観る
映画を観る映画『ビルマ、パゴダの影で』 昨日は、人文書の書店員さんたちの勉強会で話をさせていただいた。「ポスト人文書空間において「人文書」はいかに可能か」と題して、いま書こうとしている論文の内容を、さわりのところだけなのだけれど、お話しした。参加者はみなひじょうに熱心で、ぼく自身... 2008.06.20映画を観る
映画を観る映画『ザ・マジックアワー』 築地につづいて守加護(すかご)へ向かう。映画『ザ・マジックアワー』(三谷幸喜脚本と監督)である。 三谷が監督や脚本家としてかかわった映画のなかで、たぶん最良の作品だ。(舞台やテレビドラマを別とするならば。) かれの撮る(書く)映... 2008.06.13映画を観る
映画を観る映画『築地魚河岸三代目』 映画『築地魚河岸三代目』(松原信吾監督)を観た。公開二日目。われながら画期的な早業である。 周知のとおり、人気マンガの映画化だ。マーケティング・オリエンテッドでリスクを極力抑えたい最近の邦画の定番パターンである。じっさい、いかにもいろ... 2008.06.12映画を観る
映画を観るフォッシー 一年生向けにメディア論入門のような授業をしている。冒頭を独立したコーナーにして、いろんな映像を紹介する。今年の一年生はひときわ元気がいい。『シカゴ』が観たいとリクエストする者があらわれた。 『シカゴ』は、ミュージカル映画としてはまった... 2008.05.29映画を観るミュージカルを観るゼミ・授業
映画を観る映画『靖国 YASUKUNI』 公開前になにかと話題になったが、ふつうのドキュメンタリー映画である。リ・イン監督の立場は明瞭で一貫している。だが、まっとうなドキュメンタリーがすべてそうであるように、特定のイデオロギーで一個の作品を単純に白か黒かに弁別しようとしても、不毛な... 2008.05.23映画を観る
映画を観る映画3本 もろもろあって、なかなか映画館に行けない日が続いていた。むろん古い作品ならDVDやビデオでいつでも観ることはできる。最新作も半年待てばいい。だがやっぱり、できることなら、小さくてもいいので映画館で観たい。映画館に行けないような人生は、ぼくの... 2008.05.11映画を観るミュージカルを観る
ミュージカルを観るそつえん、おめでとう [クリックで拡大します] 保育園にお迎えに行った帰り道のことだ。三男が、きょう月組さん(いわゆる年中さんにあたる)と星組さん(同じく年少さんにあたる)が、おわかれパーティをしてくれた、と話しだした。 三男たち光組さん(同じく... 2008.03.16ミュージカルを観るエッセイ