映画を観る

映画『太陽』

アレクサンドル・ソクーロフ監督の『太陽』(2005年)を観てきた。昭和天皇を扱ったという(日本的な)「話題性」ゆえにいろいろ言われているようだが、この作品で描かれるのは、歴史や(狭い意味でいう)政治というよりも、神話である。「神」から「人間...
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映画『時をかける少女』(細田守監督)

細田守監督の『時をかける少女』は、なかなか勇気ある映画化だといえる。 筒井康隆の原作が発表されたのが1967年。それから約40年のあいだに、映画やテレビで何度も映像化され、南野陽子や内田有紀やモーニング娘。といった、そのときどきの人気...
ミュージカルを観る

劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』

劇団四季のミュージカル・コメディ『クレイジー・フォー・ユー』が再演されている。子どもたちの学校の代休日の夕刻、一家してぞろぞろと観に行った。4、7、11歳からなるわが家の三兄弟たちにとって、舞台のミュージカルを経験するのは、これが初めてであ...
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映画『プロデューサーズ』

3回映画館へ行き4回観た。できれば朝から晩まで一カ月くらいずっと観ていたい。 ミュージカルが好きなことでは人後に落ちないつもりのぼくのような人間にとって、この映画『プロデューサーズ』を観ている時間は、誰になんといわれようとひたすら幸福...

学会ふたつ

週末は学会に行かなければならなかった。土曜は記号学会(駒場)、日曜は出版学会(紀尾井町)である。前者は「〈記号〉としてのテレビ」ということで、テレビの映像コンテンツを記号論の対象としていくための戦略と方法が論じられ、興味深いものだった。基調...
エッセイ

イケア (IKEA) に行ってきた

イケアに行ってきた。場所は南船橋駅前、かつてスキードーム・ザウスがそびえていた跡地である。古い団地と船橋オートレース場にはさまれている。スウェーデン家具の巨大ストアで、しかも安価という触れ込み。仮想敵は無印良品だそうだ。京葉線のなかは車両ま...

レヴィ=ストロース『生のものと火を通したもの』──『神話論理』刊行開始

必読の書である。長く未邦訳だったレヴィ=ストロースの大著『神話論理』(原著で4分冊、邦訳では5分冊の予定)の翻訳が、第一巻『生のものと火を通したもの』をもって、みすず書房から刊行されはじめた。同(訳)書の学問的位置づけについては、ほどなくし...
メディア論の視座

「書く」と「描く」──カキモジストの系譜とその思想

大日本スクリーンといえば、編集者にとっては千都フォントやMacOSXでおなじみのヒラギノ書体のメーカーである。同社の運営するサイト「タイポグラフィの世界」がおもしろい。活字や書体や組版について語らせたら右に出る者はいないという強者ども──小...
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映画『ドラえもん/のび太の恐竜2006』

春休み最後の日、子どもを連れて映画に行った。映画館に子どもを連れて行くのは、いちばん上の《みの》を『スターウォーズ・エピソードI』に連れて行って以来だから、何年ぶりになるだろう。《なな》は劇場で映画を見るのはこれが初めてだ。最初『ウォレスと...
エッセイ

桜と射的

近所の公園は近在の桜の名所である。先週、見頃というにはまだ蕾ばかりだったが、早くも提灯がぶらさげられ、屋台が並びはじめた。屋台は、どんな根拠があるのか知らないけれど、例年きっちり同じ配置である。いちばん下の子と保育園で同じ組の家のひとが焼き...
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