2020-03

メディア論の視座

パニックじゃない

たぶんパニックなんかじゃない。少なくとも、いまのところは。 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)感染拡大抑制のための自粛要請に関連して、東京でもパニック買いがあったというような報道がたびたびなされてきた。都知事や首相の会見直...
メディア論の視座

緩むと危険

前回まで4回にわたり、花見宴会のようすや、休園中のディズニーにスーツケースを引いてやってくるひとの姿などを見てきた。これらは具体的には3月21日(土)と22日(日)、それに24日(火)に、ぼくが見かけた光景だ。それらの印象をひと言...
わからない風景

ディズニー休園中の舞浜 2

ディズニー休園中の舞浜を見てきた話、そのつづき。 駅前は閑散としていた。ランドへ向かう空中歩道は閉鎖。イクスピアリも閉鎖。春休み期間でありながら、ひとの姿はほとんどない。だが、パークは休園しているというのに、なぜかスーツケー...
わからない風景

ディズニー休園中の舞浜 1

たまたま京葉線に乗っていた。舞浜に差しかかったとき、気がついた。そういえば、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策の自粛の一環で、ディズニーも休園しているのだった。せっかくなので、ようすを見てゆくことにした。 舞浜...
自然の風景

桜を見にゆく 2

土曜日の桜は咲きはじめたばかりといったようすだった。 翌日の日曜日もぽかぽか陽気だった。気温はどんどん上がり、昼過ぎには22℃に達した。東京では桜が満開、史上二番目の早さ、とのこと。 里見公園の桜も、一晩でいき...
自然の風景

桜を見にゆく 1

里見公園まで桜を見にいった。土曜と日曜、二日つづけて。 まず土曜日。桜は、ちょうど咲きはじめたところだった。 ふだんは通りに雪洞が吊され、屋台が出て、芝生広場では出し物があったりしてにぎやかなのだが、今年はそういったイ...
生活の道具

誕生日の芝焼き

前回書いたような事情で、ぽっかり予定があいてしまった。 そこで、庭の芝生を焼くことにした。芝が芽吹く直前のこの時期に芝を焼くのだ。枯れた芝だけでなく、地面に落ちている雑草の種なんかも焼いてしまう。若草山でやっている野焼きみた...
メディア論の視座

幻の卒業式と誕生日

昨日3月18日は、本来であれば本務校の卒業式のはずだった。しかし、ご多分に漏れずCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大予防対策の一環ということで、中止された。 卒業式の中止は3.11直後のとき以来である。それでも9年前は...
その他の散歩旅

閑散の東海道をゆく

ふだん世間から距離をとるように暮らしているが、それでも無縁というわけにはいかない。前回(「風紀委員と買い占め者——9年目の自粛ムード社会」)も書いたとおり、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)にかかわる自粛ムードの蔓延には、しばし...
メディア論の視座

風紀委員と買い占め者 —— 9年目の自粛ムード社会

いわゆる「3.11」から9年経った。ぼくたちは再び「自粛ムード」が蔓延する社会のなかにいる。 問題にしたいのは、自粛それ自体というより、自粛ムードについてである。ここでいう「自粛ムード社会」とは、COVID-19(いわゆる新型コロナ...
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